志望校に合格できずにやむなくもう1年受験勉強をするとき、できるだけ学費の負担が減る方法を考えましょう。模試などを受けていて成績が良ければ、その結果から学費の免除などがあります。出身校などでも受けられる場合があります。
■以前に受けた模試の結果が影響する大学に進学をするときには入学試験を受ける必要があります。無事合格できれば進学になりますが、合格できなければいくつかの選択をしないといけません。就職、専門学校などへの進学、そしてもう1年チャレンジするなどです。
チャレンジする時には独学で頑張る方法もありますが、生活のリズムを一定化するにも予備校に行った方がいいかもしれません。以前模試を受けていてその結果が良ければ優等生割引を受けられる場合があります。
各学校では個人の情報を記録しています。入試のころになると、次年度の入学者を集める必要があります。優秀な人が来てくれれば合格者も増やせます。上位何パーセントかに入っておく必要があります。
高校を卒業すれば誰でも高卒資格が得られます。でも、どの高校を卒業したかでかなり学力が異なります。最近は、高校の中でもコースがわかれているので同じ高校でも学力の差が生じることがあります。大学進学の時にもう一年予備校に通うとき、あまり学費を払いたくない場合があるでしょう。
進学校を卒業していれば優等生割引が受けられるかもしれません。それぞれの地域では高校のランク付けなどがされています。最上位の高校に行っていれば、一定の免除が受けられるかもしれません。
学校の方に連絡が行っていることがあるので聞いてみると良いでしょう。模試受験時に高校名を入力していれば、それを元に案内が送られてくることもあります。
1月の中旬にセンター試験があります。国公立ではほぼ必要で、私立大学の受験でも成績を利用できます。高校生の学力を知る目安にすることができるでしょう。残念ながら志望校に合格できなくて予備校に通うことを決めたなら、センター試験の結果を提出して優等生割引を受けることを考えましょう。
注意としては、実際の点数が届くのは4月に入ってからになります。ですから、入学時点では通常入学になり、その後免除などが受けられるかもしれません。その他、有名大学の合格通知で免除が受けられる場合があります。
私立と国公立を併願して私立に合格したが国公立に合格できないとき、優秀な大学の合格通知なら免除が受けられるかもしれません。